この記事では、『問題な王子様』63話のネタバレをしています。
ネタバレが苦手な方はご注意ください。
また、原作の韓国漫画を翻訳してまとめているので、日本語版と表現の違いがあります。ご了承ください。
問題な王子様63話ネタバレ!ビョルンは嫉妬深い男
62話では、突然ビョルンが理性を失い、リンゴの木の下でエルナと行為をする回で終わりました。
さて、63話ではどのような展開になっているのでしょうか。
第63話あらすじ「友達」
「これを見てください。」
エルナはビョルンに、可愛らしい雪だるまの絵が描かれたクッキー缶を見せました。
どうやらリンゴの木の下での行為後、部屋に戻ったようです。
一体この旧時代の遺物みたいなものは何なんだ‥
そうビョルンは心の中で思います。
すると、中にはクルクルと束になって巻かれた紙幣が、4セットほどが入っていました。
「これだけ貯めることができました」
とエルナはニコニコ嬉しそうに言います。
いくつか銀行を管理して莫大な資産を持っているビョルンは、小学生が小銭を貯金箱に入れて喜ぶようなエルナのことが理解できず、やや引いてしまいます。
銀行家に嫁いでるはずなのに‥口座もないエルナ。
ビョルンの母方の祖母である、アルセン公爵夫人でさえも預金口座を持っているのに、
エルナは古びたクッキー缶銀行。
ファッションも金銭感覚も、前世紀の人のように生きているエルナをみて、
ビョルンは、エルナは強敵だ‥と敗北感すら感じたのでした。
そこにフィツ夫人が部屋にやってきました。
「夫婦になったお二人の肖像画を描く画家を、決めなければいけません」
王室の慣例通りだと、歴代の大公夫妻の肖像画は、芸術院長が推薦した画家が描いていました。
ビョルンは芸術院長がすすめる画家でいいと答えますが、
その画家は、エルナの初恋・パーベル・ロアーだったのです。
エルナは、ビョルンに画家を変えてほしいとお願いします。
たしかに、王室の肖像画を描けば、パーベルは将来活躍する画家になるでしょう。
でも、手紙さえ送らないでほしいと望んだパーベルの思いを、エルナはよく理解していました。
それにエルナ自身も、かつての友達を、王室と一般人という上下関係がある中で再会するのを望みませんでした。
「友達」と聞いたビョルンは、イライラし始めます。
パーベルは、エルナと駅で待ち合わせて一緒に故郷に帰る約束をしていた人。
しかし、大雨で足止めをくらい、そこに運よく先に駆け付けたビョルンがエルナを手に入れただけ。
自分が行かなかったら、エルナはずっとパーベルのことを想いながら待っていただろう。
間髪の差でしたが、もしかしたらエルナはパーベルの嫁になっていたかもしれない‥
そう思うと、ビョルンは「友達」と言い切るエルナに腹ただしくなりました。
画家は、パーベルにこだわる理由もなければ、あえて避ける理由もない。
ビョルンは、エルナの思いを無視して、パーベルを肖像画を描く画家に決めました。
ビョルンの決定に、ショックを隠し切れないエルナ。
2人の間に気まずい空気が流れますが、エルナが反論することはありませんでした。
問題な王子様63話感想・考察!
今回も見事に、ビョルンは自己中を炸裂していましたね。
こんなにも大好きな人の意見を無視するとは‥。言葉のキャッチボールが機能していないのは、もはやさすが!の域です。
ビョルンはイライラが嫉妬心からくることも分からず、エルナに完全に八つ当たりして意地悪しています。
完全に小学生レベルですよね。好きな子ほどイジメたくなるってやつ。
男性が好きな子に意地悪する理由は「かかわりを持ちたいから」という心理が最も大きいようです。
完全に構ってちゃんですね。
エルナはショックすぎて言葉も失っていました。。可哀想、、
もうこのままパーベルと再会して、2人で故郷に戻ってほしいです。
問題な王子様63話ネタバレ!あらすじまとめ
問題な王子様63話ネタバレ
- エルナの時代遅れにドン引きするビョルン
- 肖像画を描く画家をパーベルに決めるビョルン
- エルナはショックで愕然とする
以上が『問題な王子様』63話のネタバレでした。
次回はパーベルとエルナは再会するのでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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